『ヒースブログ』の管理人のヒースです。
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2024年より開始されている『新NISA』
開始年は投資信託が大幅な利益を生む結果となり、特に『SP500』と『オールカントリー』が人気を集めている。
つみたて投資なら、12ヶ月で毎月つみたてをする場合、1ヶ月10万円を12回――合計で120万円まで投資信託を運用できる。
年始に一括投資をする場合はボーナス月設定で一気に投資可能枠を使い切れるが、まずはリスク分散で月単位に分けたほうが安心できる。
もちろん、1ヶ月10万円は年間のつみたて投資可能枠を12ヶ月で使い切る場合の最大投資額のため、100円でも3,000円でも、投資に回すお金をちょっとでも捻出するほうが大事だったりする。
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新NISAは制度上、ひとりが生涯で1,800万円分まで投資することができ、その1,800万円が生み出した利益に関してはすべて非課税となるかなりオトクなシステムとなっている。
投資枠は『つみたて投資枠』と『成長投資枠』のふたつあり、それぞれ年間120万円/240万円で最大360万円まで投資可能となり、1,800万円分の枠を使い切る最速は『5年間』となる。もちろん、1年で360万円も投資に回すことは大半の人は難しいので、せっかくの生涯枠なのでじっくり埋めていく形が良いと思う。
なお、成長投資枠は最大で1,200万円までなので、つみたて投資枠との併用が必要となる。
つみたて投資枠、その名の通りじっくりとつみたてをする運用を想定しており、投資対象は投資信託が中心となる。
旧NISAより継承された手数料やコストが低く設定されている投資信託がかなり多く、利益を生まない時期が続いたとしても管理料等で減少する資産はそれほど多くないのが特徴だ。管理料が高い投資信託は持っている間に資産が目減りするため、それ以上の利益を生まない場合は持っていても仕方ないので最初から買わないか、マイナス推移の場合は手放すことも考えたほうがいい。
成長投資枠は、その名の通り成長する投資商品、個別株を買うことを想定している。もちろん、この成長投資枠で投資信託を買うこともできるので、1,800万円すべて投資信託で埋めることもできる。買いっぱなしで放置する場合は、この全枠投資信託がかなりおすすめだったりする。個別株の場合は、会社が倒産したり吸収合併やTOBなどで消滅する場合があり、完全に放置しておくことができないので、株価の上下に一喜一憂する場合は最初から手を出さないほうがいい。
投資信託は長期投資に向いているので、ちょっとずつつみたてて長い期間をかけて複利の力を借りてじっくりと資産を増やしていくことができるので、証券口座に入金だけしてあとは設定に応じて淡々と買い続けてもらってなにも見ないのもオススメだったりする。
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証券口座は『SBI証券』と『楽天証券』が強い。
いずれも連携しているクレジットカードで最大月10万円分までつみたて投資を設定することができ、利用額に応じてポイントが貯まり、そのポイントも投資に回すことができるのが効率的だ。
メイン口座にクレジットカードを連携しておいて、つみたてNISAをクレジットカードで毎月購入にし、管理費の少ない投資信託(SP500やオールカントリーなど)をその対象にしておけば、メイン口座の残高さえ足りていればオートで1,800万円までつみたて続けることができる。証券口座の残高も気にしなくていいので、本気の放置投資の完成。
相場の上下を見てしまうと、恐怖心で売りたくなるかもしれないけど、つみたて投資は原則売ることはせず設定に応じて淡々と買い続け、長い時間が多少の上下を吸収して、長い目で右肩上がりの相場になってさえいれば概ねプラスで終えやすい(ただし、投資に絶対はないので、マイナスになることももちろんある)
投資期間=非課税期間が生涯続くため、お金が必要になったとき以外は『売るという選択肢』はないものと思ったほうがいい。
どんな暴落でも売らず、むしろ設定どおりに買い続けることができれば、延々と下落し続ける以外では購入価格は平均化され、知らない間に利益が積み上がっていくのが長期投資かつ複利の力なので、将来の資産を確保するためとにかく『大暴落時に売る』という行為だけは避ける。
いっそ相場をまったく見ないのが一番メンタルにいいとさえ言える。
ほったらかし投資に最適なのがこの新NISAの投資信託のつみたて投資なので、まだ始めていない場合は、始めていても運用がイマイチの場合は、投資信託を少額でもいいから買い続けるというやり方も試してほしい。
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2年目を迎えた『新NISA』
若い人ほど投資に回す余力がないかもしれないけど、所得が伸びないままインフレになるスタグフレーションの世の中では、現金比率が高いほどむしろお金の価値は目減りしてしまうので、月1万円――3,000円でもいいので毎月淡々と投資し続ける設定で新NISAを始めてほしい。
早ければ早いほど、長ければ長いほど複利の力が効いて資産が積み増されてくるので、まずは証券口座の開設だけでもしておき、いつでも投資ができる環境を持つところを目指してほしい。
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