『ヒースブログ』の管理人のヒースです。
2020年1〜3月期に放映されていた『恋する小惑星』が想像以上に良かったので簡単にですがご紹介を。
まんがタイムきららキャロットにて連載中の原作は1〜3巻まで出ています。
主人公みらとあお、それから地学部メンバーがかなりマニアックな地球科学の知識を披露してくれながら、愛らしいキャラクターたちが魅せる一生懸命さもとても素晴らしいアニメでした。
簡単なあらすじ――
幼い頃に出会った『男の子』と、自分たちで小惑星を見つけて名前をつけよう、と約束してそれっきりとなっていたみらは高校に入り天文部に入ろうとした。
だが、希望した天文部はなくなっていたのだが、天文部と地質研が合併した地学部となっていたためみらはすぐに入部する。そこには3人の先輩と1人の同級生で入部希望者の女の子がいた。みらは気づかなかったが、その女の子こそがみらが『男の子』だと思っていたあおだった。
ふたりとも小惑星を見つける幼い頃の約束を果たそうと地学部で精一杯活動をしていくことになる……
みらのまっすぐさとみんなを引っ張る力、あおのまじめなかわいらしさ、モンローのどこか一線を引いた神秘さ、桜のツンデレ感、イノの一生懸命さや地図に夢中になる姿、そして顧問の遠藤先生のタイミングの良さと面倒見の良さ。
サブキャラで主役級の大の可愛い子好きのすず、その妹でボーイッシュなめぐ、みらの姉でみら大好きのみさ。みらたちの後輩となる桜の妹で不思議少女のチカや気象予報士を目指す強気なナナ。新聞部のイブや宇佐美。きら星チャレンジ(小惑星発見体験プログラム)でチームメンバーになるともりんやマッキーなどなど。
個性的でクセがあるものの愛せるキャラクターたちが実に生き生きとしている。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
最初は特に観るつもりはなかったのだが、1話を見た時点でドハマリした。
オープニングの東山奈央さんの『歩いていこう!』やエンディングの鈴木みのりさんの『夜空』も映像も音楽も歌詞も全部恋アスにベストマッチしていて、何回も聴けてしまう名曲揃いだ。
きららアニメで、かつ動画工房アニメーションの安心感。
最初から最後まで、素晴らしいアニメーションと音楽に魅了されました。
原作であるQuroさんの絵もとても魅力的でカラーイラストが特に映えます。
アニメも漫画原作もどちらもみらたち地学部が生き生きと地学を楽しんでいる、宇宙や地質についてもかなり勉強にもなるとても素敵な物語です。
4話の夏合宿編を観ると、つくばのJAXA、地質標本館、国土地理院などに行きたくなるんじゃないかな?
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