小説になろうに2019年1月12日から、カクヨムに2019年1月21日から連載を始めたオリジナルの自作小説についての投稿記録を残しておくことにしました。
タイトルは 居酒屋『冒険者ギルド』 です。
(なろう版/カクヨム版)
投稿記録を書いていませんでしたが、本編の小説家になろうへの連載は続けてあり、第1話となる「ある勇者の冒険譚」が全25話で完了しました!
毎日連載できるかどうか不透明なまま始めましたが、途中怪しい場面があったものの無事に乗り切れて安心しました。
これを何年も続けている人には本当に頭が下がります。相当大変な作業なはず。
さて、投稿記録その5では、第1話の簡単な振り返りと、第2話のさわりについて話していこうと思います。
居酒屋『冒険者ギルド』 第1話「ある勇者の冒険譚」について
居酒屋『冒険者ギルド』では、ある程度またまった回数分をひとりのお話として1話としています。
1話は元勇者を主人公としたお話となり、居酒屋パートと冒険譚パートを交互に繰り返していく構成となっています。
居酒屋パートでは、最大20人に及ぶ元冒険者たちとテーブルを囲み、お酒やおいしい食事をたのしみながら、元勇者の過去の話を振り返ります。
冒険譚パートでは、元勇者が仲間3人とともに一度は魔王と戦って敗れてしまうものの、再起して魔王と再戦を果たすストーリーが元勇者の当時の一人称視点で語られていきます。
元勇者は現在→過去回想→現在→過去回想――つまり、居酒屋→冒険譚→居酒屋→冒険譚……と続いています。
冒険譚は戦闘シーンもありますが、居酒屋パートは基本的にずっとまったりです。
交互に繰り返す構成は、テンションの落差があってちょっと読んでいて疲れてしまう可能性が高かったかなぁ、というのが反省ポイントと思っています(^_^;)
第1話「ある勇者の冒険譚」制作秘話
制作秘話としては、1話の連載において以下の縛りを設けて書いていました。
・あきらかな専門用語や固有名詞の使用を避けた。
・みんなの持つRPGの知識でわかるように表現している。
・元勇者の仲間以外に名前をつけていない。
・必殺技とか魔法の名前を叫ばない。そもそも名前がない。
・ルビを振らない。
・難しい漢字を使わない。
・漢字は可能な限り開いてひらがなにしている。
ブログを書くときに身についた漢字とひらがなのバランスに近い形で書いているので、小説としては白っぽい感じになっています。
ちまたには黒い小説が結構多いのでちょっと迷いましたが、今回は白寄りのグレーになるように、漢字とひらがなのバランスを意識しました。
居酒屋『冒険者ギルド』 第2話「ある魔法使いの苦悩」について
第2話となる「ある魔法使いの苦悩」は、設定の幅を拡げた居酒屋『冒険者ギルド』の実験作2となります(実験作1は元勇者編)
主人公は魔法使いの男で、舞台はどちらかといえば居酒屋パートの時間軸。
ただし、魔法使いの男はまだ現役なので元冒険者ではありません。
なので、居酒屋『冒険者ギルド』のタイトルからサブタイトルとしていた余計な文字を取り除き、居酒屋『冒険者ギルド』というタイトルに戻しました。
居酒屋『冒険者ギルド』に集まる人々を中心としたオムニバスという元々のコンセプトを活かす形にするのは、シンプルなタイトルのほうが最適という判断に従ってみました(^^)
あくまで、居酒屋『冒険者ギルド』は元冒険者たちが集まる居酒屋であり、元冒険者”だけ”が集まる居酒屋ではないので、現役の冒険者や研究者が来る可能性もあるのです。
そして、第2話の主人公である魔法使いの男は、しばらく居酒屋『冒険者ギルド』には行きません。というか場所がわからないので行けません。
辿り着くまでにしばらくかかると思うので、当面は普通の一人称ファンタジー小説の形になります。
とあるイベントののちに居酒屋『冒険者ギルド』に行けるようになり、現在と別の現在軸を行き来する形になることを想定しています。あくまで想定です(^_^;)
彼も、魔法使いとしての仕事を引退したあとは、きっと居酒屋『冒険者ギルド』に通うようになるのでしょう。
それでは、 居酒屋『冒険者ギルド』 を末永くよろしくお願いします。
小説家になろう版
カクヨム版
居酒屋『冒険者ギルド』 投稿記録一覧
投稿記録その1
投稿記録その2
投稿記録その3
投稿記録その4
投稿記録その5
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