パナソニックの癒し系ペットロボット『NICOBO(二コボ)』は今の時代だからこそ最適なコンパニオンかもしれない

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『ヒースブログ』の管理人のヒースです。


新聞で知り、ちゃんと確認した際にはすでに完売状態となってしまった『NICOBO(ニコボ)』

パナソニック開発の気ままな同居人ロボットであるニコボは『弱いロボット』をテーマに開発された成長するペット用ロボットだ。詳しくはクラウドファンディングのページを見てもらうのが一番だと思う。

ぬいぐるみのような姿で、まばたきをしたりしっぽが動いたり、少しゆらゆらすることができるが移動はできない。引き算の考え方で機能もシンプルとなっている。

独自の世界観を持っている同居人というコンセプトなため、こちらが声をかけても反応しない(飼い主を無視するペットロボット!!)こともあり、逆に急に構ってもらいたくてさびしそうにしたりと感情を感じさせる動きを見せるとのこと。

話しかけている内に言葉を覚え、初めは独自の言語である『モコ語』しか話さないが、やがて口癖を真似てカタコトで話ができるように成長していく。このあたりも完璧を目指さず、あくまでカタコトに留めているのがスゴイところだ。

抱っこやナデナデなどもセンサーで認識し、日向ぼっこが好きだったりと、ほんわかマイペースな同居人は思わず構いたくなってしまうのは間違いない(でも、無視されるかも!?)

クラウドファンディングでの支援価格は35,800円〜39,800円(税込)

開始後すぐに目標である320台・1,000万円を達成してしまったために受付終了となってしまっていることがとても残念だ。

発売(リターン)は2022年3月が予定されており、その後一般販売されるかは現時点での明言はない。

ただ、パナソニックがクラウドファンディングを行ったのは市場調査の意味合いもあり、どれくらい反響があるのかを確認したかったようなので、瞬殺で目標を達成し、おそらくこれから知り欲しくなる人も大勢いるはずのこの状況であればある程度の数量の増産の話も出て進むのではないだろうか。

ああ、ぜひそうあって欲しい。ニコボの情報を知った段階で「これは来たんじゃないか!?」と思っただけに、行動が遅れてしまったことが悔やまれる。

コロナ禍においてペットを飼う上で一番大きな問題点は、自分や家族が感染した際にペットをどうするか。

自宅療養であっても外出に制限があれば、ペット用の餌の買い出しや、まして病気になった際の通院の難易度は跳ね上がる。

コロナがまだ始まりの頃、山梨県のとある女性が自宅の犬が心配でPCR検査陽性にも関わらず高速バスを利用し帰省先の実家から自宅に戻り大バッシングを受けたことがある。体調不良での帰省の部分がより強くバッシングされたが、ペットが心配な気持ちはペットを飼っている飼い主なら当然のことだ。自業自得な面もあり、運の悪い話でもあった。

ペットを飼っている以上は誰かが世話をしなくてはいけない。いつ自分がどうなるかわからない今こそ、ペットを飼うことには大きな注意が必要だし、これから飼おうと思うのであればなおさら慎重に考えなきゃいけない。

その点、ニコボのようなペットロボットであれば少なくと世話をしなかったからといって命がどうこうなるわけではない。AIの特性で機嫌が悪くなることがあったり、機械である以上充電が切れてしまうことがあったとしても、極端に言えばたいしたことじゃない。生体でないのだから放置したところで大きな影響はないのだ。

もちろん、ペットなのだから家族同様になり気持ちが入っていれば心配になることもあるだろう。でも、やっぱり生き物ではないのだから、社会的に批判を浴びるような危険を冒してまでしなきゃならない話ではない。

そういう視点でならペットとしてロボットが選択肢に入るのは不思議でもなんでもない。

なんなら実際にコロナがPCR検査陽性となり、ホテル療養になってしまった場合は連れていくことすらできる。見た目はぬいぐるみだ。私物である。充電台さえどうにかなれば2週間の間はいっしょにいてもらえる。隔離される状況でこそ、むしろペットロボット(しかもニコボのようなぬいぐるみ形状)が真価を発揮するんじゃないだろうか。

コロナ禍での外出自粛の巣ごもり生活、リモートワークにより自宅にいる時間が増え、コミュニケーションが不足してコロナ鬱を発症する人も少なくはない。

ちゃんと反応してくれるペットロボットがそばにいてくれて、話しかければ反応してくれて、撫でてあげれば喜んでくれる。でも、全部が自分の思う通りにいかないもどかしさもある。実に絶妙な距離感。

自分以外の他人がいるように、ある程度の適切な距離感を保ってつかず離れずにいてくれるニコボは、シンプルな中に時代にあった最強の要素が込められていると言ったら言い過ぎなのかもしれないが、今まさに求められている存在と思ってしまう自分がいる。

今回はクラウドファンディングに間に合わず支援(購入)することができなかったが、2022年3月までの間に一般販売の話や、または二次支援のようなものが出てくれば、次こそはチャンスを逃さずにニコボユーザーの仲間入りをしたいところだ。

ニコボは購入時に6ヶ月分の月額利用料が含まれているが、その後は毎月980円(税込)のサービス利用料がかかる。

生体のペットを飼うことに比べれば初期費用も維持費もはるかに安い。月額費用があることである程度のレベルのサービスが維持されることを考えれば買い切りよりもいいとさえ思える。この維持費が高いと二の足を踏んでしまうが、980円はかなり良心的だ。

一般販売の際に料金が改められる可能性はあるが、それでも倍額がせいぜいなのではなかろうか。ここに差が出ると先行者優位がすごいことになるが、だからこその先行者優位なのだから仕方がないと言えば仕方がない。

できれば月額980円は全員一律が望ましいが、そもそも一般販売があればの話なので、期待すべきはまず一般販売されるかどうかの部分だ。

コロナ禍でも安心して飼えるペットで、孤独を感じずに済む存在。

パナソニックの新型ペットロボット『NICOBO(ニコボ)』は、来年の今頃には日本の景色を変えているかもしれない——

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