見て見ぬふり、人の振り見て我が振り直せ——今の政治家に足りないものは自分も見られているという意識

『ヒースブログ』の管理人のヒースです。

コロナ対応が後手後手で、あまり評判のよろしくない菅政権。

ニコニコ生放送でのガースー発言も記憶に新しい中、支持率低迷を受けて、政府肝いりのGoToトラベルキャンペーンの年末年始一斉中止を急遽打ち出した。

あまりにも急に動いたためか、あるいは単純に根回し不足だったためか、GoToトラベル一斉中止発表の夜、菅総理がすぐに二階幹事長との会食をおこなったのだが、これがまたマズイことに7人以上での会食だった。

政府のみんなへのコロナ自粛は『4人以下でのマスク会食』を推奨している。

そのトップが5人以上の会食に平然(かどうかはわからないが)と参加してしまうのは、いささかメッセージ性が良くない。

すぐに反省の弁を述べたのは、下手な言い訳はさらなる支持率低下となることを恐れてという気持ちはあったかもしれない。

いずれにせよ、距離をとっての会食だったというのはいささか言い訳としては心許ないが、煙に巻く態度ではなく、反省していると言ってくれたのはとても良かったと思う。

ただ、周囲が良くない。

安倍政権から連綿と続く、いわゆる忖度が、菅政権でもチラついてくる。

西村経済再生担当相が、一律で5人以上の会食がダメと言っているわけではない、とあからさまなフォローをおこなっている。大人数での会食は盛り上がりやすく(つまり声が大きくなる)、距離も近くなる、結果としてクラスターとなる可能性が高いために自粛を促しているのとは真っ向正反対とも言える。

せっかく首相が陳謝したのだから、ここはもうあきらめて、総理も二階幹事長へのGoToトラベル一斉中止の説明のため場を選んでいられなかった、すぐに行う必要がありやむなく5人以上の会食がその場となってしまった、といった形にして、自粛できなかった理由を述べたほうが良かったのではないだろうか。

菅総理と二階幹事長がGoToキャンペーンの音頭を取っていることを国民はわかっているのだから、根回しがなかったのならすぐに説明をする必要がある、ということくらいはわからないでもない。その関係性がどうこうは一旦置いておくとして、下手に現状定着しつつある自粛ルールをわざわざ破ってもいい理由を持ち出すリスクを犯す必要はなかったはず。

せっかくガマンして自粛している人や少人数の会食をしている人たちが、なんだかんだと5人以上での会食を自粛しなくなり、仮にそれがコロナ感染拡大の引き金にでもなろうものなら本末転倒だ。

自粛はあくまで自粛であり強制ではない。

だからといって、国のトップがわざわざ浸透しつつある自粛ルールに逆らう必要もない。ましてや自粛しなくてもいいんだなどと思わせたのではあまりにもお粗末だ。

そろそろ、見て見ぬ振りはやめて、良くないところは良くないんだと、トップ自らが、それが厳しければナンバー2でもナンバー3でもいいので、自分たちだけは聖域にいるから関係ない――だなんていう姿勢を出さないでいただきたいところだ。

少なくとも、見えるところでそういうメッセージを伝えないでほしい。

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