『ヒースブログ』の管理人のヒースです。
アサヒグループから発売されている『燃えよ唐辛子』シリーズは、素材に唐辛子の輪切りをそのまま使って衣をつけてフライして唐辛子パウダーをまぶしたスナック菓子だ。
2018年10月1日より、『燃えよ唐辛子』は『真・燃えよ唐辛子』としてリニューアル、『超魔王唐辛子』は限定販売から全国販売へと販路を拡大した。
現在夏季限定の『大炎上唐辛子』を除き、常設販売の2種類はともに大変辛いお菓子となっている。
大変辛いと言うだけだと「たいしたことないんじゃないの?」と思うかもしれないが、本気の激辛商品なのでくれぐれも甘く見て痛い目に遭わないように気をつけてほしい。
もう一度言う。
『甘く見てはいけない』
今回の記事では、もともと販売していた『燃えよ唐辛子』も記事に残したままにしてあるが、リニューアルされた『真・燃えよ唐辛子』は唐辛子の輪切りにパウダー状の唐辛子をまぶしているのだが、その唐辛子の内11.7%をハバネロパウダーに変更したため、もとの『燃えよ唐辛子』と比べて辛さが大幅にアップしたものとなる。
どちらかというと「よくやった!」というリニューアルだが、マイルドな辛さから激辛好き御用達に変わってしまった可能性は高く、苦手な人ではとても食べられないものになってしまったかもしれない。
だが、もともとストイックに攻めた商品だ。
このくらいの”尖った変更”をやってくれたのは、激辛好きからしたらウェルカムでしかない。
燃えよ唐辛子シリーズ(全4種:内2種が流通販売)
燃えよ唐辛子
『燃えよ唐辛子』は2017年3月発売開始されており、2018年4月にパッケージのリニューアルで糖質制限が意識された。
1パックの糖質量はわずか3.2gと非常に低糖質だ。
素材が唐辛子に唐辛子パウダーだから糖質が低いのは当然といえば当然だが、なにはともあれスナック菓子を食べられるのは糖質制限をしている者にとってはなかなかうれしいものだ。
だからこそ、『燃えよ唐辛子』のパッケージリニューアルで低糖質をアピールしてくれたのは素直にうれしい。
2018年10月1日のふたたびのリニューアルにより『燃えよ唐辛子』は『真・燃えよ唐辛子』として生まれ変わった。
大炎上唐辛子
2017年5月に限定販売されていたが、2018年からは全国区で夏季限定で登場することになったのが【大炎上唐辛子】だ。
『燃えよ唐辛子』でも充分に辛いのに、夏は辛いものの許容値が高いという謎のマーケティング結果でもあったのか、ただでさえ唐辛子に唐辛子パウダーというストイックな商品特性に、ハバネロパウダーを混ぜることでさらなる辛さに仕上げてきた。
真っ赤で派手なパッケージで登場し、来る者を拒み去る者を追わないスタイルを意識させる。
もとより『大炎上唐辛子』を手にするような人は、むしろニヤニヤしているに違いない。
見ているだけでも口の中が辛くなるが、同時によだれも溢れてくるくらいでちょうどいいほどだ。
それが激辛好きの本能であり、習性であり、回避不能の性癖だ。
2018年10月1日に『真・燃えよ唐辛子』が全国で通常販売されたことで、夏季限定の『大炎上唐辛子』は姿を消すのだろうか。
あるいはさらなる辛さを求めて日々改善が行われ、ついにはブートジョロキアを背負って『特大炎上唐辛子』として登場する未来も容易に想像できてしまう。
唐辛子に唐辛子パウダーという攻めた姿勢からは、ここで終わるとはとても思えない。
あまりに辛くしすぎて売れなくなり、アサヒグループの社長から怒られるようなアホを貫き通した商品の登場を心待ちにしている。
超魔王唐辛子
2018年6月になって新たに登場したのが、真っ黒なパッケージが中二病を予感させる、その名も【超魔王唐辛子】だ。
『超魔王唐辛子』は唐辛子に加えて黒胡椒と花椒(ホアジャオ)をミックスし、その他の商品の辛さを追求したスタイルから一変し、スパイシーさと強烈なしびれを武器に攻めてきた。
花椒は強いしびれと香りが特徴的で、四川料理には欠かせないスパイスだ。
麻辣(まーらー)の『麻』の字がしびれるを意味し、概ねで花椒のことを指している。
四川風の麻婆豆腐で辛さとしびれが強烈なのは、この花椒を使っていることが原因となる。
辛さとしびれの両方を味わえる『超魔王唐辛子』は、激辛好きチャレンジャーに対しての挑戦状とも言える。
辛さを追求しているわけではないので場合によっては物足りなさも感じるが、しびれを強く感じたいのであれば『超魔王唐辛子』は都合のいい一品となる。
4種類の辛さを比較するとどうなる
辛い順に並べると発売順となる。
燃えよ唐辛子 < 大炎上唐辛子 < 超魔王唐辛子 < 真・燃えよ唐辛子
もちろん個人差があるので一概にこのとおりとは言えないが、新しいものほど攻めた商品となりやすい。
後発が頭がおかしいんじゃないかというものになりやすいのはこのためだ。
『燃えよ唐辛子』でも充分辛いが、ハバネロパウダーを使っている『大炎上唐辛子』や『真・燃えよ唐辛子』は相当辛いので、辛いのが苦手な場合はちょっとずつ試しながら食べることをオススメする。
決して、丸々1個をポイッとお口に運んではいけない。
もう一度言っておく。
『甘く見てはいけない』
『超魔王唐辛子』は辛さに加えて強いしびれを伴うので、たくさん食べると喉にもダメージが入ってくる。
花椒や山椒は、一度にたくさん食べるとかなりのしびれが残ってしまう。
場合によっては息がしづらくなり、そのまま呼吸困難で倒れてしまう可能性もある。
決して一気に食べるのではなく、ひとつずつ試しながら食べ進めたほうがいい。
辛いものを食べて入院とかあまり笑えない。
体調を悪くしてまで激辛グルメを食べることに意味はないので、ほどよく自分の限界近くまでの辛さをたのしむようにしてほしい。
燃えよ唐辛子シリーズはセブンイレブンで買うのが間違いない
セブンイレブンであれば高確率で『真・燃えよ唐辛子』や『超魔王唐辛子』を買うことができるはずだ。
『大炎上唐辛子』に限っては期間限定の発売であり、今後の販売がどうなるかもわからない。
もし再販される場合は、やはりセブンイレブンに買い求めに行くのが間違いない。
セブンイレブンは激辛グルメに積極的なので、かの有名な『蒙古タンメン中本』のカップ麺や冷凍麺もかなりの棚面積を使って陳列されている。
『燃えよ唐辛子』シリーズの扱いに積極的なのは、ある意味納得できるところだ。
今回のまとめ
『燃えよ唐辛子』シリーズは唐辛子に唐辛子パウダー(またはハバネロパウダー、または花椒)をまぶしたとても攻めた激辛スナックだ。
素材が唐辛子であり、それをちょろっとフライしただけなので非常に低糖質であり、唐辛子のカプサイシン効果で発汗作用も強く、かなりのダイエット効果も期待できる。
ダイエットにも効く。
激辛具合いがストイックで激辛好きにどストライク。
ちょくちょく新シリーズを投入して飽きさせない工夫。
売れている商品でも容赦なくリニューアル。
『燃えよ唐辛子』シリーズは、2018年10月1日より全国区で『真・燃えよ唐辛子』と『超魔王唐辛子』の2種類が通常販売される。
期間限定ではないので、しばらくこの2シリーズをずっとたのしむことができる。
激辛好きの期待に応えた現在のバージョンは、ダイエッターと糖質セイゲニストと激辛好きに愛されるすばらしい商品になるに違いない。
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