『ヒースブログ』の管理人のヒースです。
今回は無糖の炭酸水の話。
無糖の炭酸水と炭酸ジュース
無糖の炭酸水が飲めれば一番だけど、ちょっと味気ないっていう場合はなにかのシロップをちょっとだけ使えばほとんど糖質を摂らずにフレーバーソーダを作って飲むことができる。
甘さをどれくらいにするかで摂取糖質が変わってくるので、シロップ15mlを炭酸水300mlくらいで割って飲むくらいで充分だと思う。もちろん甘さの感じ方は人に依るが、うすくても満足できるようになるのが一番いい。
自分も糖質制限を始めるまでは普通にやれコーラだ、やれファンタだ、やれ三ツ矢サイダーだと甘い炭酸を飲みまくっていたので、当時は無糖の炭酸水を飲むなんて考えもしなかった。
それが今では好んで無糖の炭酸を飲んでいるんだから、人間変われば変わるものだ。
炭酸を割る材料としてポッカから発売されているカクテルや酎ハイ用の『お酒にプラス』は大さじ1杯15mlで1〜4g程度の糖質量となり、この程度なら充分低糖質となる。
(レモンが1.5g、グレープフルーツが3.2g、ライムが3.9g、シークワーサーが2.2g)
こちらをソーダストリームで作った炭酸水にちょっぴり加えるのが糖質制限的にも許容される飲み方となる。
もちろん、よけいな糖分を摂る必要はないので、特に何も入れずに炭酸水として飲むほうがいいのは間違いない。
ただ、過度な糖質制限では長く続けるのは厳しい。ロカボの定義に従うのであれば、1日130g以内であればある程度の糖質は許容できる。
数gの糖質の炭酸水に目くじらを立ててはストレスになって仕方がない。
ただ、いくら低糖質で炭酸を作っても飲みすぎてしまってはまったく意味がないので、あまり甘さを求めずにフレーバー感覚でうっすらと利用するのがオススメだ。
最初はうすいと思うかもしれないが、炭酸水に数滴シロップを垂らすだけでもほんのりとした甘みと香りは充分乗っかってくる。
フレーバー炭酸
最初からフレーバーがついた炭酸水も各メーカーから普通に市販されている。
ソーダストリーム+カクテル材料であれば味や濃さは自分の好みで変えられるが、フレーバー炭酸水は売っている中から選択できる範囲となる。
フレーバー炭酸はその名の通り香料が使用されており糖質は使われていないのでカロリーはゼロ表記(※1)となる。
(※1 厳密には100mlあたり5kcal未満をカロリーゼロと表記できるので実際にゼロかどうかは判別つかない)
南アルプスの天然水スパークリングやサッポロおいしい炭酸水、ウィルキンソンタンサンなどが市販されている炭酸水になるが、いつもお世話になっているイオンのプライベートブランドのトップバリュからもフレーバー炭酸水が販売されている。
500mlで1本税抜き70円程度となかなかお安い値段で、プレーンの炭酸水、ぶどう味、アセロラ味、グレープフルーツ味、ほんのりヨーグルト味がある。過去にレモン味と青りんご味があったが、今は売っていなかったので定期的にラインナップが変わるのだろう。
プレーンの炭酸水はノンフレーバーなので除外するとして、他の4種がイオンでのフレーバー炭酸となる。
個人的な感想では、この4種の中ではぶどう味が一番インパクトがあって好みだ。
甘さがないにも関わらず香料の影響もあり、かなりの『ぶどう感』が得られるのが好印象。
ファンタグレープを飲むのは糖質を摂り過ぎなので、イオンのスパークリングウォーターぶどう味を飲むことでなんとなく代用できている気にもなる。
無糖の炭酸水は糖質制限者やダイエッター向きではあるのだが、特に制限していなくても無駄にカロリーを摂りたくないのであれば甘い炭酸ではなくこういったフレーバー炭酸を飲むほうが健康にいいのは間違いないので見かけたら試してみて欲しい。
ヨーグルト味も0カロリーにも関わらず、うっすい乳酸菌飲料のような風味で特徴的だ。
こちらもほんのりと甘みを感じるが、特になんらの甘味料も含まれてはいない。
乳酸菌も入っているので、ヤクルト等の糖分の多い飲み物を避けて乳酸菌を摂取できるのは糖質制限においては非常に利益がある。
イオンではこのように安価に数種類のフレーバー炭酸が手軽に買えるので、大変ありがたいと感謝している。
500mlだけではなく1000mlも販売されているので、500じゃ物足りないという強者は1リットルで喉を潤すのが経済的だ。
まとめ
ソーダストリームでプレーンな炭酸水を用意して、若干の甘味はあるが好みのカクテル材料等で割ったソーダをたのしむか、あるいは最初から風味のついているフレーバー炭酸をたのしむ。
いずれも普通に売られているコーラやペプシ、ファンタやメッツを飲むことに抵抗はあるが炭酸は飲みたいという人には響くドリンクとなる。
炭酸水は500mlで70〜100円前後と安めではあるがそれなりのコストがかかり、ペットボトルのゴミも出る。
ソーダストリームは本体の初期投資が必要となり、定期的に炭酸ガスボンベの交換で維持費がかかる。
本体は購入後は電源不要で、炭酸ガスのボンベも都度捨てるのではなく多少めんどうだが店舗での交換方式であり、ボトルも数年利用できるためまったくゴミが出ないのは大きなメリットとなる。
どちらがよいかは好みによるところだが、自分の場合はソーダストリームも活用しているし炭酸水の購入もしている。
ソーダストリームで炭酸を作ってレモンやライムのリキッドをちょっと垂らして風味をたのしんだり、イオンで買ったペットボトルも冷やしておいて、好きな時にガッツリ飲むのも悪くないと思っているからだ。
なんだかんだぶどう味だとかヨーグルト味のカクテル材料やリキッドが簡単に入手できないので、めずらしいフレーバーは購入したほうが手軽なのが大きい。
炭酸水は慣れてしまえばノンフレーバーのプレーンでも充分飲めるので、大量に飲むというのであればやはりソーダストリームを利用するのがいいと思う。
1回1リットルの炭酸が作れて、炭酸の強さも自分の好みにできる。
強炭酸の作りたては思わずむせるほどなので、やりすぎには注意が必要だが……
また、あまり強い炭酸を作ってしまうと炭酸ガスの持ちが悪くなってコストが高くなってしまうので気をつけよう。
とはいえ、強炭酸が好きなのにコスパが悪いからと弱炭酸を作ってしまっては自分で作れる意味がない。
多少コスト高でも強炭酸が手軽に作れるのがソーダストリームの大きな魅力であり、購入を決めるバリューのひとつでもある。
逆に弱炭酸も手軽に作れるので、ほんのちょっとした強さの炭酸が飲みたいという需要にはソーダストリームしか選択肢がない可能性すらある。
糖質制限中の場合、炭酸水は満足感を得られる意味でも有効だ。
水やお茶、コーヒーや紅茶と合わせて炭酸水も常備しておけばドリンクの選択の幅が拡がり、ロカボや糖質制限を長く続けやすくなる。
続けることに意味があるので、あまり無理はしないのがいい塩梅だ。
糖質制限の開始時は砂糖を人工甘味料や天然甘味料に置き換えた甘く感じる飲み物で代用することも多いかと思うが、次のステップに移行し、無糖のフレーバー炭酸で甘さの排除を試みてみよう。
ロカボでは10g以下の糖質量ならスウィーツも食の楽しみでとして許容されている。
無駄に甘いドリンクを飲んだらすぐに10gの範囲を超えてしまう。
あからさまに甘いものを摂取するのはドリンクではなくスウィーツに任せてしまうのがよいだろう。
炭酸水やコーヒー紅茶(もちろん無糖)でも充分満足できるティータイムを演出できるので、ロカボスウィーツ+無糖ドリンクで『おいしく楽しく適正糖質生活=ロカボライフ』を送っていきましょう。
今回後半で猛プッシュしているソーダストリームの商品リンクを貼っておきます。
こちらは自分が使っているものと同じです。
レッドはなんとなく好きなんですよね。
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