『ヒースブログ』の管理人のヒースです。
樺沢紫苑さんの『アウトプット大全』を読了しました。
この本を読むことで、アウトプットが人生においてどれだけメリットがある行為なのかがよくわかります。
アウトプットの種類、やり方、考え方、続け方。80個に小分けされたエッセンスを見て、自分に向いているものからでもいいので習慣の中にアウトプットを組み込んでみると人生が開けるかもしれません。
本を読んでものすごく為になった気がしたのに、気が付いたらどんな内容だか覚えていないし、もちろんその内容を実践もしていない。……あれ、どんな本だったっけ?
――こんなことになっていませんか?
本を読むインプットはもちろん大事ですが、身に付けるにはインプットだけではうまくいきません。
必ずアウトプットとセットにしてください。
そう、今まさに書いているこのブログ記事が『アウトプット大全』を読んだアウトプットなのです。
アウトプットの重要性
アウトプットはインプットするだけよりも脳に記憶が定着しやすいです。
一度読んだ内容、見た内容、聞いた内容を噛み砕いて自分の言葉で再構築するわけですから、当然記憶に残りやすいのもうなずけますよね。
今回はキーボードでのインプットですが、人間は手書きをすると記憶の定着率がかなり良くなるそうです。
なので、ちょっと時間はかかりますが以下のように本を読んでからアウトプットするとより効率的ですね。
- 本を読みながらメモを取る。
- メモした内容で重要なものをピックアップする。
- 重要だと思ったものを見出しとして、ある程度の分量でまとめてみる(一段落くらい)
- まとめたものを順繰り並べて完成。
大事なポイントは①のメモですね。
インプット中も人の記憶は失われていくので、読んでいて引っ掛かった部分や気になった部分はすぐに書き出してしまうことをオススメします。
②では、①でたくさん書き出したメモの中から特に重要だと感じた部分だけを抽出すると、内容の濃いアウトプットに近付きそうです。
③では、そのままでは箇条書きのメモですから、人に見せられる状態じゃないと思うので、まずは形にするところです。
例としては以下のような感じ。
メモ:アウトプットは箇条書きがいい。
内容:アウトプットは単語を記録するなど簡単なメモから始めて、次に箇条書きで記録をするといいという話を聞きました。箇条書きにさらに肉付けをすることで本から得た学びや自分が得た気付き、そしてこれからの生活でどう活かしていくかのToDoを簡単にまとめることができます。
メモはあくまで記憶の補助ツールとして重要だったポイントだけに絞り、人に見せるものにする際は補足説明を書き加えていくようにすると簡単です。
そして④でこの塊を順に並べていけば、はい、アウトプットの完成です。
気付けば立派な感想文か書評やレビューができあがっていますよ(^^)
慣れない内は、箇条書きだけでもいいと思います。
それが自分の気付きで、そこから何かを得られたのであれば、たとえ箇条書きであっても価値があります。
その価値のある気付きを忘れないためにすることが記録。そしてアウトプットなのです。
アウトプットの方法
アウトプットはなにもブログで情報を公開することだけではありません。
人に見せるとフィードバックを得やすいので、以下のどれかでも充分アウトプットとして機能します。
- 日記を付ける
- 図解する
- 誰かに話す
- SNSに書く
- 音声で記録する
- 動画を取る
- 文章を書く
不特定多数へ向けたものがより良く、手軽に始められて続けやすいブログがアウトプットとしてはかなり優れています。
自分も使っていますが、XServerはブログを始めるのに最適なレンタルサーバーです。
速度が早く安定性も高いので、長く続けてブログのアクセス数が増えても充分耐えられます。利用者が多いので、インターネット上にも解説記事が多く、困ったことがあってもサポートが丁寧に回答してくれます。
ブログ以外では、やはり人に話すことがとても記憶に定着します。
とてもあたりまえに誰かに話をすることが、脳にとっては重要なアウトプットになっているのです。
それをせっかくですから不特定多数にも提供できるように、メモに残し、文章化し、ブログにアップして全世界に発信してみてください。
アウトプットする人とインプットしかしない人
アウトプット中心 | 情報発信者 | 人に教える | お金をもらう |
↕ | ↕ | ↕ | ↕ |
インプット中心 | 情報受信者 | 人から教わる | お金を払う |
簡単な比較表ですが、上がアウトプットを生活に取り入れた場合で、下がインプット中心の生活の場合です。
情報発信者は人に教えることもでき、情報に価値があるためお金を稼ぐこともできます。
逆になってしまうと、情報は受け身になるし、人に教えてもらうことが多くなるし、情報を得るのにお金も必要となります。
どちらがいいですか?
ちょっと視点を変えて生きることで、アウトプットの生活に切り替えることができます。
しかし、アウトプット中心の生活にいきなり変わることはありません。
徐々に徐々に進める必要があります。
そのために、まずはメモ。そして箇条書き。まとめ文章を書く。そして不特定多数へアウトプット。
ひとつずつアウトプットの質と量を高めていきましょう。
次々に本を読む必要はありません。
1冊読んだら1回アウトプット。
10冊読んで0回のアウトプットより、1冊読んで1回のアウトプットのほうが身になります。
今読んでいる本を読み終わったら、まずはメモを書いてみませんか?
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