[voice icon=”https://heath-blog.com/wp-content/uploads/2018/03/heath-front.jpg” name=”ヒース” type=”l big”]はじめましての方も、いつもの方も来てくれてありがとう。ヒース(@heath_blog)です。[/voice]
ラノベLikeのヒースが今まで読んだお気に入りラノベを角川スニーカー文庫レーベルから3選お届けします。
とても古いところから3作となります。
ロードス島戦記
自分のラノベ人生をスタートさせた一冊です。
思いっきり熱く語っているスタートアップ記事を作りましたので、ぜひそちらを一読ください。
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ロードス島戦記にはじまるラノベ人生は、その後ラノベを書くところにまでパワーが受け継がれています。
本編が『ロードス島戦記』で全7巻となります。
本編6巻からの主人公スパークを主人公とした続編が『新ロードス島戦記』で全6巻。
パーンの物語の前日譚となる、ナシェルを主人公とした”ロードス島の真実の物語”を描いた『ロードス島伝説』が全5巻ですべて完結しています。
長きにわたるロードス島戦記の英雄譚は、ラノベを語るにはぜひとも読んでいただきたいオススメ作品となります。
また、水野良さんの最新作となる『グランクレスト戦記』は2018年3月の10巻が最終巻となり、こちらも完結しています。
フォーチュン・クエスト
もう古すぎて角川スニーカー文庫の1巻および新装版の電撃文庫1巻のリンクが取れなかったので、新装版の2巻のリンクを貼り付けました。
1989年に1巻が刊行された深沢美潮さんの人気シリーズになります。
ロードス島戦記と同時期に読んでいたので、本格的なロードスとお気楽なフォーチュンという感じで、いい具合に自分のラノベ観の育成が進んでいきました。
お気楽と言っても感動する話もちゃんとあり、だからこそ今もシリーズが続いているのであり、自分も読み続けているわけです。
オススメできる理由は読みやすさとバラエティ豊かな愛すべきキャラクターたちですね。
主人公たちすべてが”THE・勇者”というわけではまったくないのがフォーチュン・クエストの一番の特徴です。
主人公のパステルは”詩人兼マッパー”になります。
方向音痴だし歌は歌わないけど、冒険譚を小説にすることで生活費を稼いでいるというパーティーのお母さん役。料理も得意で、パーティーの食事や保存食を作るシーンが多い、愛すべき主人公です。
仲間は5人と1匹(?)になります。
伝説の青の聖騎士を曽祖父に持つ”戦士”のクレイ。
実家が盗賊団のムードメーカーでトラブルメーカーの”盗賊”トラップ。
エルフ族の幼女”魔法使い”のルーミィ。
巨人族で職業なのかどうかわからない”運搬/運送”というやさしく穏やかなノル。
これまた職業なのかどうかわからない”農夫”という記憶喪失で知識人のキットン。
最後に、”伝説のホワイトドラゴン”なのに真っ白な小型犬の姿をしているシロちゃん。
個性豊かな面々と、これまた個性豊かなサブキャラクターや設定の数々を綴った冒険譚は本編シリーズの『フォーチュン・クエスト』が全8巻。電撃文庫にレーベルを移しての『新フォーチュン・クエスト』シリーズが全20巻。その後『新フォーチュン・クエストⅡ』として現在9巻まで刊行されています。
外伝として『フォーチュン・クエスト外伝』が全3巻、『新フォーチュン・クエストL(リミテッド)』が全3巻、『フォーチュン・クエストバイト編』が全1巻あり、こちらはこれですべてです。
とても長く続いているシリーズであり、刊行数も相当な数に及んでいますが、パステルたちの個性あふれる冒険を一緒になって応援しながら読むのがオススメの読書スタイルとなります。
深沢美潮さんは、フォーチュン・クエストの100年前の話で勇者デュアン・サークの物語も書かれています。
『デュアン・サーク』は本編全8巻、『デュアン・サークⅡ』として全15巻が刊行されて無事に物語が完結しました。
ラグナロク
独特の1人称による語り(ラグナロク視点)と卓越したバトルシーンなどのアクション描写、個性あふれる豊かなキャラクター、そして結構な残虐表現で人気を博したシリーズ。
作者の遅筆と作品がライトノベルではない、という形で角川スニーカー文庫から絶縁状をもらったために未完の作品となっています。作者と出版社が合わなかった例となりますが非常に残念です。
@furu_nori はい、そうですよ。スニーカーからは凄く丁寧に絶縁状をいただいたので、もう書かせてもらえないと思います。誤解されるとあれなんで付け足しますが、原因は僕の遅筆と、書いたものが到底ラノベとはいえない、ということです。スニーカーは悪くないよ!
— 安井健太郎 (@yasuikentarou) August 8, 2012
ただ、この後に作者自身が『小説家になろう』にラグナロクを掲載しており、『ラグナロク:Re(リブート)』として書籍化されてオーバーラップ文庫から新刊が刊行されています。
リブートなので、ラグナロク1の内容を再構成させての再出発なので続編というわけではありませんが、続きがない『結果としてエタってしまっていた作品』の続きが読める可能性はありがたいですね。
といっても作者自身が自分で言っているように『遅筆』なので、このリブートがどこまで続くか、そしてどのくらいのペースで刊行されるかは作者以外には誰にもわかりません。
できれば、本編の先までリブートされればいいのですが、追いつくのが5年以上先――下手したら10年以上先の話になることは予想される未来のひとつです。
リロイを主人公とするラグナロク本編は未完ですが全11巻、相棒のラグナロクを主人公とするラグナロクEXがこちらも未完ですが全9巻となります。
また安井健太郎さんによる別シリーズとして、ラグナロクと世界観を共有(装丁も似てます)する『アークⅨ』シリーズが講談社ラノベ文庫から全5巻完結済みで刊行されています。
現在はラグナロク:Re(リブート)のみの執筆状態のため、アークⅨのように完結に向かって無事に進んでくれることを祈っています。
角川スニーカー文庫ヒースお気に入りラノベ3選まとめ
[box class=”blue_box” title=”ヒースのお気に入りラノベ:角川スニーカー文庫”]
『ロードス島戦記』
『フォーチュン・クエスト』
『ラグナロク』[/box]
どれもとても古い作品ですが、あえて古い作品から選出しました。
なので、オススメではなくあくまで”お気に入り”作品紹介となっています。
とても古い作品にも関わらず、完全に完結済みなのがロードス島戦記だけなのがスゴイところですね。
深沢美潮さんにも、安井健太郎さんにもまだまだがんばってもらいたいです。
もちろん、水野良さんの新シリーズも期待しています。
長くなりましたが、ヒース的お気に入りラノベ3選【角川スニーカー文庫編】を終了とします。
[box class=”green_box” title=”あわせて読みたい”]
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[voice icon=”https://heath-blog.com/wp-content/uploads/2018/03/heath-front.jpg” name=”ヒース” type=”l big”]今回も最後までお読みいただきありがとうございます。[/voice]
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