【書評】電撃文庫のお気に入りライトノベル3選。【まとめ】

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[voice icon=”https://heath-blog.com/wp-content/uploads/2018/03/heath-front.jpg” name=”ヒース” type=”l big”]はじめましての方も、いつもの方も来てくれてありがとう。ヒース(@heath_blog)です。[/voice]

 

ラノベで育っていまだにラノベに夢中のヒースが今まで読んだ電撃文庫レーベルの中から、お気に入りのラノベ作品3選をお届けします。

あたらしいところから2作品。古いところから1作品を熱く語ります!

 

目次

86 ーエイティシックスー

 

最近のイチオシはこのエイティシックスですね。

表向きは”犠牲者ゼロ”の戦争で、存在しないことになっていた第86区の少年少女たち――エイティシックスが<有人の無人機>として戦い続けていた。

死神・シンとハンドラー・レーナの戦いと別れの物語。

[blogcard url=”http://dengekitaisho.jp/special/23/eighty-six/”]

 

設定も重ければ話の流れも重い。

作者のマイルドは一般の感ずるマイルドではないことが4巻の展開で明らかになっています。

死を大テーマに置いての少年少女の心の変化を追いかけた名作。

死ぬことがあたりまえのエイティシックスが死ぬためにどう生きていくのか、なぜ戦うのか……

 

1巻で一旦完結していますが、エンディングまでの空白部分の物語が2巻と3巻で綴られています。

4巻以降は1巻の続きとなります。

 

昔勇者で今は骨

 

設定を活かしたコメディタッチで読みやすい作品です。

魔王との戦いで瀕死の重傷を負った勇者アルヴィスは、最後の手段として死霊術を使って魔王を倒したものの、スケルトンになってしまった。

平和な世界でニート生活を送っていたスケルトン・アルだったが、元仲間のフブルに怠惰な生活を怒られて、魔王の倒されたあとの世界で助けを求める人のために、心は変わらず勇者のまま、コツコツと世界を救っちゃうお気楽ファンタジー。

[blogcard url=”https://dengekibunko.jp/title/imahahone/”]

 

主人公のアルが骸骨の容貌のためいろいろとトラブルに巻き込まれてしまうが、元勇者のパワーと知恵でトラブルを次々と解消していく姿が頼もしい。

スケルトンならではの特性が設定や戦闘に活かされており、スケルトンなのにちゃんと勇者をしているのがかっこよく映るのが不思議なところ。

魅力的な仲間(?)も集まり、スケルトン・アルの世界を救う旅が改めて開幕したのをどんどんと追いかけてみたくなっている自分がいる。

2巻、3巻と続きます。

 

ブギーポップは笑わない

 

第4回の電撃ゲーム小説大賞の受賞作で著者のデビュー作です。

複数の登場人物の視点から物語が描かれ、最後に集結して話がまとまる構成。

電撃文庫の方向性を決定づけた1作となり、超売れた名作。

ブギーポップシリーズは本編以外の外伝的なシリーズも多く、それぞれ本編での登場人物が主人公としてちゃんと成立している。どれもキャラが立ちまくりなのがこのシリーズの特徴か。

2019年1月よりアニメがスタートします。

[blogcard url=”http://boogiepop-anime.com”]

 

個人的には本編シリーズ7巻の『ペパーミントの魔術師』がお気に入り。

この話はそれまでと打って変わったストーリーの流れとなり、ペパーミントの魔術師・軌川十助を中心に綴られる痛く切ないお話。

内容自体はもうほとんど覚えていないのですが、それでもこの作品が自分の心に与えたインパクトは大きく、シリーズ最高傑作といった形で記憶されています。

世界の敵と戦うブギーポップと”世界の敵である”ペパーミントの魔術師との物語は、意外な形で決着がつくのだが――

 

電撃文庫ヒースオススメ3選まとめ

 

[box class=”blue_box” title=”ヒースのオススメ:電撃文庫”]

『86 ーエイティシックスー』

『昔勇者で今は骨』

『ブギーポップは笑わない』[/box]

かなり気色のちがう作品となりましたが、あたらしいところからは直近最高傑作と思っている『エイティシックス』をセレクトしました。

重い話です、とても。以前の記事でも書きましたが、当時ちょうど”死”をテーマにした作品と多く接する形になった中の一冊となります。

[kanren postid=”1029″]

話の先が気になるのでグイグイと読めてしまいます。

 

『昔勇者で今は骨』は表紙のデザインインパクトと設定がおもしろそうだったので購入しました。

結果としては1巻は非常によかったです。2巻以降は未読なので、1巻の読後感のみでオススメしました。

設定もシナリオもいいですね。

こちらも次々とトラブルと戦闘が起こる形ですいすい読めますので、軽めのファンタジーをたのしみたいという場合には特にオススメしやすいです。

 

『ブギーポップは笑わない』は電撃文庫に本格的にハマったきっかけの一冊となります。

当時は非常に稀有な作品だったので、設定のインパクトとシナリオ構成の巧みさに見事にハマった形です。

かなりの冊数が発刊されています。結構なところまで読んではいるものの、筆者の筆が早すぎて追いつけずに途中で停滞してしまいました。

シリーズの名前も毎回ちがうので、どの巻まで読んだかがわかりづらいのもネックでしたね。当時は。

今なら管理が簡単なので抜けている部分を読み直すこともできますが、すでにほとんどの話を忘れてしまっているのでどこから読んでいいかもわからなくなっています。

本棚に未読状態で収めてはあるので、おそらくそれが次に読むべき巻なのだと思いますが、そこからの冊数も結構あるのでいつ読むことができるかは自分でもわかりません。

 

長くなってしまいましたが、以上の3冊が現在ヒースが電撃文庫でオススメするライトノベルとなります。

時間がある際に追記して推薦数を増やしていくつもりなので、最終的には15選くらいになるかもしれません。

タイトルの推薦数が変わっていたら、何冊か増えた合図だと思ってもらえれば幸いです。

 

[box class=”green_box” title=”あわせて読みたい”]

[kanren postid=”1744″]

[kanren postid=”1728″][/box]

 

[voice icon=”https://heath-blog.com/wp-content/uploads/2018/03/heath-front.jpg” name=”ヒース” type=”l big”]今回も最後までお読みいただきありがとうございます。[/voice]

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