『がっちりマンデー!!』(2017/12/24放送)でハイレジが特集されていました。
こっち見てから記事書けばよかった! 順番間違えたぁ!
改めてハイレジについて情報を得たので、前回のレジスタントスターチとロカボに関しての記事に付け足して新たに記事化してみた。
ハイレジ『スーパー大麦』
帝人が世に送り出したハイレジ商品が『スーパー大麦』となる。
今まであった大麦よりも、レジスタントスターチを含む食物繊維が大幅に増えているので、ハイレジスタントスターチ=ハイレジと呼ばれている。
スーパー大麦には食物繊維量の種類としては『βグルカン』『レジスタントスターチ』『フルクタン』および『その他』が含まれている。
大麦や玄米、白米などと比べると、同じ重さでの食物繊維含有量があきらかに多い。
押し麦やもち麦が同じ理由により流行していたが、スーパー大麦のほうが総食物繊維量がかなり多いので、もち麦などよりも効果が高いと思われる。
ハイレジの効果
ハイレジは押し麦やもち麦と同じで、βグルカンなどの水溶性食物繊維の効果により、糖質の吸収がゆるやかになり血糖値の上昇を抑え、コレステロールや中性脂肪の吸収も抑えてくれる効果がある。
コレステロール摂取量には制限がないので、吸収を抑えてしまう必要はないのかもしれないが(^_^;)
スーパー大麦は水溶性と不溶性の2種類の食物繊維をバランス良く含んでいる。
食物繊維が2種あることで小腸で吸収されずに大腸まで届くことができる。そのため、腸内細菌の餌になるタイミングにも差が生じ、おのずと短鎖脂肪酸の生成が長時間に及ぶ。
セカンドミール効果
そう呼ばれるハイレジによる効果がある。
スーパー大麦を食べた食事だけに留まらず、”次回の食事”にまで血糖値の上昇を抑える効果が続く。
たとえば、朝食にスーパー大麦食べた場合、昼食までセカンドミール効果が持続し、昼食にスーパー大麦を食べると夕食までセカンドミール効果が継続する。
セカンドミール効果を効果的に得るには余計な間食を防ぐためにも、朝食にスーパー大麦を摂取するのが望ましい。
ハイレジ食品は食物繊維の含有量が一番多いのが特徴だ。
そこまでストイックにこだわらないならば、同じく食物繊維が豊富な押し麦やもち麦でも充分代用可能となる。
まとめ
前回の記事ではハイレジを冷ごはんに限定してしまったが、実際のハイレジはスーパー大麦を該当させるのが適切だった。
レジスタントスターチの含有量はスーパー大麦に軍配が上がるので、これからハイレジを食事に取り入れるならスーパー大麦がいいだろう。
自分もダイエット初期にはもち麦ごはんを食べていた。
ただ、いろいろと同時期にやりすぎてしまい『カロリー制限によるダイエット効果』なのか、『もち麦によるダイエット効果』なのか、『糖質制限によるダイエット効果』なのかがわからなくなってしまった(^_^;)
ハイレジの効果がよくわかってきたら、どちらかを選ぶのではなく『ロカボ&ハイレジ』にチャレンジしてみようと思う。
巷では「ロカボは古い、これからはハイレジだ!」とか煽っていたりするけど、別に古くてもロカボが要らない理由はまるでない。
併用できればそのほうがより望ましいと思う。なぜどちらかにしようとする?
ここまで話してきてハシゴをはずすようだけど、玄米だろうがスーパー大麦だろうが主食の食べ過ぎは良くない。
どうしても食べる場合は、”ほどほどの量”を”たまに”食べるようにしたほうがいい。
炭水化物そのものを減らし、もし摂取するときはより効果の高い食べ方をする。
この食べ方が結局は、ロカボであり、同時にハイレジでもあるのだ。
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